2017/08/19

古いワインっていいの?

古いワインっていいワインなの。

ワインのことでよく質問があるのはこの質問。

お酒の中で、熟成させて
価値を感じるのはワインですかね。

あと泡盛、日本酒、シェリー、紹興酒かな。

僕は日本酒も好きですが、

冷暗所でじっくり熟成させた日本酒をいただいたことがあるのですが、角がとれてやさしい味わいですごく印象に残っています。


よい日本酒も寝かせると素晴らしくなりますね。

日本酒は、あまり知らないので教えていただきたいですね。


ワインの話にもどりますが、


古いワインというのは、すべてがいいわけではないと思っています。


どのワインを、適切な環境で大切に置いているかが大切。



なんでもっていうわけではないんです。


高いワインを寝かせるといいのか?ではなく


高いというのは、なんで高いのかがわからないといけないのですが、

値段はわかりやすく判断できるところですが、

見るポイントで大切なところは、


手をかけて造られたワインを
寝かせるときちんと、しっかり熟成する。



手をかけるというのは、


畑仕事をしっかりして、完熟させるために、間引きをして、完熟をしっかりさせて、収穫のときは手摘みで傷がつかなように丁寧に。


天然酵母で熟成させて、本来のキャラクターを表現すること。


そのようなワインは、ナチュラルでピュアで、土地とブドウの個性がそのまま瓶につめた本来のワイン。


そのワインは、瓶の中で、時を重ねるほどに、
ゆっくり成長していき、

成長とは、角が取れて、丸くなり、酸味が味わいにうまく溶け込み、自然なバランスの味わいになり、

果実の旨みがゆっくりふくらむ。

味わいが調和していて、やさしく力強い。


こうゆうワインは、若い時も美味しいですが、

熟成させるととても素晴らしく
のんで、感動を与えてくれる。

一部の方がわかるマニアックな感動ではなく、
お酒を飲めるすべての方が素直に感じるくらい
わかりやすい感動です。


ワインの値段は、土地の価値。ブドウの質で決まりますが、

それは生産者さんがどれくらいこだわって仕事をしているかで
クオリティーは決まりますが。

薬を極力使わずに、自然に近づいたワイン造りをしている造り手さんのワインは、
価格はリーズナブルなものでも、丁寧に
熟成させると

感動するワインになる。これが大切なポイント。

丁寧に造られたワインを寝かせること。

これは、しっかり目利きができるバイヤーさんからの紹介ではないと
なかなかわからない難しいところ。


僕はマキコレワインを扱っていますが、マキコレワインは、

生産者の造りをしっかり見て、選んでいるので、ほんとに安心できます。


リーズナブルな価格のマキコレワインを10年寝かせたものを
いくつかいただいたことがありますが、

一つは、熟成させたマキコレワインのボジョレーヌーボをいただいたことがあります。

角がとれて、やさしく、力強く、若い時も美味しいですが

より深い感動を与えてくれました。

きちんと、しっかり造られたマキコレワインは、寝かせると

安心して熟成しますので、ご安心ください。


売り手が贔屓目でいっているのではなく、

僕が実際にのんで素直に感じること。

価格と味わいを冷静に見て、この価格のワインなら
お客様に満足していただけるものだと

自信をもっておすすめできるワインをご紹介させていただいています。


マキコレワインの古いワインはとてもとても感動し、価値のあるものだと
確信しています。


マキコレワイン好きの方にご提案ですが、

自分のお気に入りのマキコレワインを
1年飲むのを我慢して寝かせてみてください。


時がワインを素晴らしくしてくれます。

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